以前のブログでフォアハンドストロークのタイプ分けについて触れました。
今回はもう少しタイプに関し深掘りしてみようと思います。なお、ここで取り上げるのはスイング時のラケットの動きの特徴に関するタイプ分けです。(身体操作については特に触れません。)
フォアハンドストロークの分類は以下の2つのパラメータで分けることが出来ると考えました。
・ラケットダウン
・ドックパッド
ラケットダウンとは
テークバック後にラケットヘッドが打点よりも下がる動きです。
テークバック時のラケットの高さやラケットの傾きにより、ラケットダウンの軌道が変化します。この軌道には連続性(C字型)と、不連続性(L字型)の2通りがあります。連続性のものにはターン時のラケットセット位置が仮に垂直に立っていたとし、ここを起点に90°~180°回転するのがサーキュラースイングです。不連続性のものにはラケットを直線的に降下させるものと、曲線的に降下されるものがある。曲線的に降下させるものは一見サーキュラースイングと似ているがドックパットが入る点が異なります。
ドックパッドとは
フォワードスイングの前にラケットダウンしてセット(一瞬浮遊)する動きです。セットの方向は打球方向に対して90°~180°の範囲かと思います。セットしたラケットはフォワードスイングの開始に伴い切り返し(ヘッド位置が打球方向と反対方向へ向く)動作がおきる。
この切り返し動作は腕の伸張反射と成ってスイングエネルギーに変わります。ドックパットのセット角度は浅い(90°)方が伸張反射が大きくなり、深い(180°)方が伸張反射が少なくなります。
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