2023年1月7日土曜日

スキーとテニスの類似性(3)

 




◆道具の性能を活かす

〈スキー〉
体や脚の筋力だけで無理やりスキーを曲げようとしてはいけない。
スキーが曲がるような身体とスキー板(&雪面)との関係性を探することが肝要。

〈テニス〉
体や腕の筋力だけで無理やりボールを飛ばそうとしてはいけない。
ボールが飛ぶような身体とラケット(&ボール)との関係性を探すことが肝要。


◆捻りにより準備開始

〈スキー〉
ニュートラルポジションから谷回りに向けて上体の先行動作(順捻り)により次のターンマキシマムへの準備をはじめる。

〈テニス〉
スプリットステップからユニットターン(逆捻り)動作により次のインパクトへの準備をはじめる。


◆身体の前でアタック

〈スキー〉
ポールの上から入り身体の正面でポールを捕らえる。

〈テニス〉
ボールの後ろから入り打点を身体の前にしてボールを打つ。


◆エネルギー解放による加速

〈スキー〉
ターンマキシマムで蓄えられたエネルギーの解放によりターン抜出しでの加速を得る。

〈テニス〉
身体の捻りと踏込みで蓄えられたエネルギーの解放によりインパクトでの加速を得る。


◆2つ先を見据えた動作

〈スキー〉
ポール通過時は2つ先のポールを見てその方向に身体を落として行く。この落ちて行く力を利用することで無理なく次(1つ先)のポール方向へスキー板を方向転換する。

〈テニス〉
自分の打球時は2つ先の打球(相手から戻ってきた球)を想定し打球後は合理的な位置へ移動する。この合理的移動により相手を観察する時間が増し無理なく次(1つ先)の相手からのボールを返球する

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