2024年4月13日土曜日

ショットの覚え方

今回は前置きは無しで(現状の)結論だけ書きます。


① インパクトを想像しながら目指すスイングを沢山素振りする。(体の動きに関し何も意識しなくても目指すスイングが淀みなく出来るまで)

② 球出しやラリーでボールとのタイミングを合わせながら目指す打球を沢山する。(体の動きに関し何も意識しなくても目指す打球が安定して出来るまで)

③ ゲームで使用し確認する。(緊張した場面で目指す打球が出来ていたか)


◆ まとめると、スイングのことは何も考えないで自動的に打てる様にする練習を進めることが重要。


後まだうまく整理出来ていないのですが、狙って打つ練習は上記を目指す場合あまり良くないようです。この理由は次の様なメカニズムなのかと思っています。

着弾地点を狙う(意図的に凝視する)ことで頭で考える処理が発生します。これに意識が捕らわれると本来は自動化されていた身体操作が邪魔されます。(手とかを操作しボールをコントロールしたがる善意の悪魔が働きだす、でもこの悪魔は運動音痴と言うかノロマなので出しゃばる割に役に立たない)

じゃあ狙わないで「どうやって打つんだ!」と突っ込みが入るかと思います。この辺はまだ推測の域なんですが、相手コートを見て(相手の位置やバランス等の情報を入れた)後は体の反応に任せて(身体が覚えているコート空間【脳内コート】に対し直前に得た情報から)直感的に打球するだけ。(結果的に狙って打った様に傍からは見えるが、本人はなんとなく相手コートを見ながらも飛来するボールを視ることに集中している、決してターゲットを凝視している訳ではない予感がします)


上記の話しは、例えば「自転車に乗れるメカニズム」と似ているのかと思います。一度乗れるようになったら、ペダルをこうして、ハンドルはこうして、…などとは全く考えないかと思います。考えだすと多分コケます。


もう少し何も考えなくてよい(考えてはいけない)理由を補足します。


「手の触覚」ははじめから持っている。


※ 力む(力を入れてグリップを握ると)と触覚が鈍る


「反射運動」ははじめから持っている。


※ 力む(両足で踏ん張って立つ)と反射が鈍る


大事なのは、「本来持っている体の機能を邪魔しないこと」なのかと思います。



《追記1》

ショットの覚え方の理論を整理してみます。


① 目標又は理想のショットの動きを探す。

 (プロやコーチ、周囲の上手い方)

② 上述の方法によりショット技術を確立する。

 (球出し、ラリー、ゲーム)

③ ミスショットを修正し適用範囲を拡げる。

 (失敗原因を探り、適切な対策をとる)


・ミスショットの主な要因について羅列します。本人は自覚してない事が多い予感がします。

① 一連のスイング動作に曖昧な点がある (イメージ不足や、体に無理な動きをしている)

② ボールとのタイミングや位置にズレがある (正しく打点に入れていない、もしくは分からない)

③ インパクト前後に余計な動作を加えている (無意識にごまかして打球する癖がついている)

※原因によって対策方法は異なります。(同じ練習をただ繰り返しても改善は図れない)


《追記2》

練習やゲームにおいて、相手によってはラリーが上手くいったり・行かなかったりする事が多々あります。これまでとりあえず相性てことにしてましたが、もう少しましな理由がなんとなく解って来ました。

簡単に言う「自分の打点のバリエーションが少ない」てことなのかと思います。

つまり、自分のいつもの打点で打てそうなボールを送ってくれる相手とはラリーが上手くいく。一方、いつもとは違う打点で打たなければ返球出来そうもないボール(スピード、回転、高さ、深さ)を送ってくる相手とはラリーが上手くいかない。

なんでこう成ってしまうのか振り返ると理由は単純で、いつも自分の好きな(打ち易い)打点でしか練習していないて事なんだと痛感します。


打点は大雑把に言うと5箇所有ります。

① ショートバウンド

② ライジング

③ トップ

④ フォーリング

⑤ ボトム

通常の打点は④、初心者などは⑤が多い気がします。ですが、この固定観念が上達を妨げている予感がします。

③ トップ

⑤ ボトム

④ フォーリング

色々なボール(スピード、回転、高さ、深さ)への対応能力を養う。又、打球タイミングを意図的に変えることで相手のリズムを崩す。という意味でも、これら5箇所でストレスなく打球できるよう網羅的に練習する必要があると思いました。

ストロークで返球をする場合、ボレーとは異なりバウンドすることでボールにはトップスピンが、更に相手のショット技術により若干のサイドスピンがかかっています。またスピン量の大小も相手のショット技術によって様々です。

また、これら5箇所の最適な打ち方(ここではラケット面の向き)は異なると考えています。バウンドが下から上となる①、②の打点ではやや伏せた面で打球、水平になる③では垂直な面で打球、上から下となる④、⑤ではやや開いた面で打球する必要が有ります。これはボールのラケット面に対する入射角と反射角の関係のよるものです。このラケット面を成立させるスイングをどうするかは多様です。しかし、このラケット面が間違っていると、いくらフォームをいじったところでミスは減少しないのかと思います。


《追記3》

フォアハンドを習得しはじめた時から答えを探している事が有ります。理想的なフォアハンドでの腕のスイング動作は◯◯運動である。この◯◯に当てはまるワードを探しています。

◯◯の候補として現状は以下が思い付きます。(造語含む)

・等速度運動

・等加速度運動

・等出力運動

・急加速運動

・急出力運動

・パラメトリック加速運動

・二重振り子運動

まだ模索中ですが、現状は以下の様に解釈しています。

◆ 腕のスイング自体の意識は、等出力運動?

◆ 見かけ上の腕の動きは、等加速度運動?

◆ ラケットヘッドの動きは、急加速運動?


ちなみに、フォワードスイングで力むと腕の意識は急出力運動となり、見かけ上の腕の動きはパラメトリック運動?、ラケットヘッドは二重振り子運動?と成るため威力はバラツキ(良かっり悪かったり)かつミスしやすく成るものと推測します。


以下は参考でフォアハンド画像解析の引用です。

https://youtube.com/@anatolyantipin8718?feature=shared






《追記4》

多分、「力まないで打つコツ」は "テークバックからフォアードスイングにおいて同じ出力でスイングする" 事と、軸足(右足)でリズムを取りつつ  "最適なタイミングで軸足を置く" 事の様な気がして来ました。力む時は軸足を置くタイミングが早すぎる傾向が有ります。(また、軸足を置くタイミングが遅い時は手打ちです)

◆ 軸足を置いてからフォアードスイングまでの流れに淀みを作らない(必要以上のタメを作らない、動作を途切れ途切れにしない)イメージでのタイミング操作意識が重要な予感がします。(いくら力まないゾと考えても、そもそもタイミング操作がズレていると無理なんだと言うことかと思います)


《追記5》

上で書いた淀みないスイングの流れですが、飛んで来るボールの軌道が大方予測通りであるなら対応は比較的簡単です。しかし、バウンド後に急激に伸びるスライスや猛烈に跳ねるトップスピンの場合は、想定外の軌道となり無理やり合わせるとこになりかねない。これでは質の良い打球は望めません。なのでバウンド後のタイミング変化も考慮に入れた上で淀みないスイングを構築する必要が有るのかも知れません。


《追記6》

インパクトでグリップを握る/握らない問題も悩み中でした。多分、インパクトの衝撃にそなえて無意識に握ったり、逆に緩めたりしている事があります。《追記3》で書い" 腕のスイング自体の意識は、等出力運動"とマッチしない操作だったりします。

ん~、しばらく悩みます…。

続きです。

やっぱり握らないと質の高いボールは打てないので握るのが正解。で問題はこの握り込み方の時間的な流れです。インパクトで急激にギュウと握るのではなく、フォワードスイング開始から徐々に握り込む?のが良い気がして来ました。

なので表現としては下記かな。

◆ 腕のスイング自体の意識は、等加速出力運動?

多分勘違いしやすのは、速いスイングをしようとして素早い握り込み(急出力)をしてしまう。そうではなくて、速いスイングのなかでもゆっくりと握り込む意識がとても重要なのかと思いはじめています。

またまた続きです。

サイクロイド曲線(最速降下曲線)てのを思い出しました。意味不明かも知れませんがどんどん行きます。等加速出力運動てなんか回りくどい造語なので、サイクロイド出力運動?(簡単に言うと、だんだんと加速する現象のなかで一番効率の良い運動)と呼ぶことにします。

まとめると

◆ 腕のスイング自体の意識は、サイクロイド出力運動?


※サイクロイドの参考動画のURLを張っておきます。

https://youtu.be/UU-HCExM5g0?feature=shared


サイクロイド曲線は重力を利用した垂直方向への加速現象ですが、ストロークにおいては身体の回転運動を利用し水平方向に加速する現象と成ります。理論的には同じ回転力なら最大効率のスイングスピードが得れれる理屈と成ります…。

テニプリの◯◯打法みたいな話しに成ってしまいましたのでこの辺にしておきます。



また、何か気が付いたら追記します。

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