今回は前置きは無しで(現状の)結論だけ書きます。
① インパクトを想像しながら目指すスイングを沢山素振りする。(体の動きに関し何も意識しなくても目指すスイングが淀みなく出来るまで)
② 球出しやラリーでボールとのタイミングを合わせながら目指す打球を沢山する。(体の動きに関し何も意識しなくても目指す打球が安定して出来るまで)
③ ゲームで使用し確認する。(緊張した場面で目指す打球が出来ていたか)
◆ まとめると、スイングのことは何も考えないで自動的に打てる様にする練習を進めることが重要。
後まだうまく整理出来ていないのですが、狙って打つ練習は上記を目指す場合あまり良くないようです。この理由は次の様なメカニズムなのかと思っています。
着弾地点を狙う(意図的に凝視する)ことで頭で考える処理が発生します。これに意識が捕らわれると本来は自動化されていた身体操作が邪魔されます。(手とかを操作しボールをコントロールしたがる善意の悪魔が働きだす、でもこの悪魔は運動音痴と言うかノロマなので出しゃばる割に役に立たない)
じゃあ狙わないで「どうやって打つんだ!」と突っ込みが入るかと思います。この辺はまだ推測の域なんですが、相手コートを見て(相手の位置やバランス等の情報を入れた)後は体の反応に任せて(身体が覚えているコート空間【脳内コート】に対し直前に得た情報から)直感的に打球するだけ。(結果的に狙って打った様に傍からは見えるが、本人はなんとなく相手コートを見ながらも飛来するボールを視ることに集中している、決してターゲットを凝視している訳ではない予感がします)
上記の話しは、例えば「自転車に乗れるメカニズム」と似ているのかと思います。一度乗れるようになったら、ペダルをこうして、ハンドルはこうして、…などとは全く考えないかと思います。考えだすと多分コケます。
もう少し何も考えなくてよい(考えてはいけない)理由を補足します。
「手の触覚」ははじめから持っている。
※ 力む(力を入れてグリップを握ると)と触覚が鈍る
「反射運動」ははじめから持っている。
※ 力む(両足で踏ん張って立つ)と反射が鈍る
大事なのは、「本来持っている体の機能を邪魔しないこと」なのかと思います。
《追記1》
ショットの覚え方の理論を整理してみます。
① 目標又は理想のショットの動きを探す。
(プロやコーチ、周囲の上手い方)
② 上述の方法によりショット技術を確立する。
(球出し、ラリー、ゲーム)
③ ミスショットを修正し適用範囲を拡げる。
(失敗原因を探り、適切な対策をとる)
・ミスショットの主な要因について羅列します。本人は自覚してない事が多い予感がします。
① 一連のスイング動作に曖昧な点がある (イメージ不足や、体に無理な動きをしている)
② ボールとのタイミングや位置にズレがある (正しく打点に入れていない、もしくは分からない)
③ インパクト前後に余計な動作を加えている (無意識にごまかして打球する癖がついている)
※原因によって対策方法は異なります。(同じ練習をただ繰り返しても改善は図れない)
また、何か気が付いたら追記します。
0 件のコメント:
コメントを投稿