2022年12月24日土曜日

フォームとマテリアル

 自論ですが、マテリアル(道具)を使用するスポーツでは「フォーム」というワードが注目されやすい気がしています。

道具を使うスポーツ、例えばゴルフ、スキー、野球のバッティング、剣道、ハンマー投げ、重量挙げ、他。

道具を使わないスポーツ、例えば徒競走、バスケットボール、バレーボール、サッカー、水泳、柔道、他。

道具を使うスポーツでは「フォーム」とか「形」てワードが頭に浮かんたり、普通に使ったりしませんか?

一方、道具を使わないスポーツだと、「フォーム」と言うよりも「体の使い方」てワードの方がしっくりきませんかね? そもそも体しか使わないのだからまあ当然か。(この辺異論ある方いるかも知れませんが)


では何故道具を使うスポーツでは「フォーム」が注目されやすいでしょうか?

2つほど方向性の異なる理由を考えてみました。

① 道具ではあるが体の一部の様に扱える様にするために必要かつ合理的な手段、先人の知恵として「フォーム」が有るという考え方。(ただし過剰なフォーム探求で逆に迷走する場合も有る【フォームは人それぞれ】)

② 道具を操作する形すなわち「フォーム」習得が上達には欠かせない必須のもの、つまり作法(その流派における理想のフォームが有る)ととらえる考え方。(実は誰かが作ったビジネスモデル【初心者向けサーブ、中級者向け…】にのせられている。また上手くいかないない場合の都合よい理由【フォームが固まっいない】)


自分的には①はヒントとして有るが、②は無い。

そして以下が重要なのかと考えています。

・「フォーム」はダイナミックなものである。

【細切れの形を繋いだものではない。また、外からの見た目を筋力で真似るたぐいのものでもない。】

・「フォーム」はあくまで動作の結果である。

【目的の打球結果を得るために体や道具の使い方を試行錯誤する中で、結果的に見た目がその動き(フォーム)になっているだけ。】


*これらはスキー経験から得たものです。

(残念なから目的と手段を間違えた方々を自分を含め沢山見てきました。)







 


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