テニスにおいてグリップの握り方は一番重要で、プレーの良し悪しの9割?が決まってしまう予感がしています。
まだまだ検討途上ですが少し整理?してみます。
例えばラケットを腕の延長部位と仮定した場合、グリップは「関節」又は「骨」ととらえることが出来ます。
・関節(可動関節)ととらえた場合は、手の中でグリップを可動して使用。
・骨(不動関節)ととらえた場合は、ラケットと手は一体化。
また、手首は「顆状関節」または「楕円関節」と呼ばれある程度自由に動かすことが出来ます。
この為、グリップの握りを関節ととらえた場合は手首と近接している為に複雑な可動が可能となります。これを使いこなすには脳神経系の多様な学習が必須です。一方、グリップの握りを骨ととらえた場合は、手首の可動だけとなります。これも定位能力の学習は必須です。
「ボールを押す」と「ボールを弾く」について
・ボールを押すイメージの場合は、グリップは骨の感覚です。
・ボールを弾くイメージの場合は、グリップは関節の感覚です。
「力強さ」と「操作性」について
・ラケットに力を入れやす握りは、ハンマーグリップ (鉄棒などにぶら下がる握り方)
・ラケット操作をしやすい握りは、ピストルグリップ (カウボーイの投げ縄の持ち方)
テニスはオープンスキルスポーツなので絶対的・固定的な握り方はないと思いますが、コントロール性と適度なパワーを求めるならピストルグリップで関節イメージで扱うに落ち着くような気もしています。(まだまだ模索中ですが)
《追記》
フォアハンドでガシャる原因がなんとなく分かって来ました。
一番の原因は【力み】なのですが、もう少し掘り下げました。
脱力と入力の時間的な急激な変化、及び脱力時のグリップのホールド不足(小指側を緩く持ち過ぎ)なのかと思われます。
写真を使って詳しく説明します。
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脱力時には小指側が緩んでいる為に グリップエンドが掌から外れている |
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入力時には小指側が握り込まれて グリップエンドが掌に密着する。 また、握り込みにより前腕は回内 |
上の2つの写真は小指側の入力の有無のみです。同じ角度から撮影し腕は動かしていません。
写真の様にラケットヘッドは立体的にかなり移動しています。恐らく、【ガシャる原因は上下方向の変化】なのかと思います。(前後方向の変化はショットの威力アップのメリット、上下はスピン効果が期待出来ますが質が悪いと考えます)
グリップの脱力⇔入力もほどほどが好ましのかと思います。その為には、【脱力時であってもグリップエンドが掌から浮かない程度に小指側も握る】必要があると考えます。
あと、ラケットを短く持たないで長く?持つ【グリップエンドを掌のヒールあてる長さで持つ】事が脱力しながらも、ラケットヘッドを垂らさない為に重要なのかと思います。(野球のバットはよく短く持てと指導されがちです。テニスでもラケットを短く持てば当然あてやすくは成りますが、ラケット本来の性能が出せない為球威の無いバントテニスに成ります。)
以下は御参考で、
人がなにかを握るイメージ画像です。
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